Artist Artist

Akihito Okunaka

奥中 章⼈

美術家、あおいおあ/AOInstituteofArts共同代表。
美術館や社会福祉施設にて美術遊び講師を務めたのちに美術家となる。フランス・韓国・中国にて特別研究員として研鑽を積み、国内外で体験的な巨⼤作品やワークショップを発表する。2023年、清流の国ぎふ芸術祭にて北村明⼦賞と寺内曜⼦賞とをW受賞する。


作品名 | INTER-WORLD/SPHERE :
The relation of air, water, light and us
くうきとみずとひかりなわたしたち

空気と水と太陽の柔らかい彫刻。 極光色に輝き、 風で大きくたゆたう作品は、 触って 鑑賞することができます。 作品内部に入ると周囲の光が淡く広がり、 幻想的な空間を 体験できます。 《世界の泡構造》と《関係性のダイナミズム》をモチ ーフに、 光を映 す薄いフィルムで作られた被膜と、 わずかな気圧差で自立する構造体は、 柔らかく弾 カのある感触で見えない空気の存在を感じることができます。 『私達の見えない関係性にも形があり、 構造や機能もあると思います。 それらについて 考えていくと、 我々を地球上で育んでくれている空気や水や光の性質や力学にとても類 似していると思えます。 』 作者は具体的な鑑賞体験を通して、 通常は目に見えない人と社会との関係を、 作品を通 じて可視化します。 天候や観る角度、 風の揺れで色合いが変化する作品は、 自己の変動性や多面性、 あるいは人間の多様性を肯定的に反映し、 さらに空気を通じて私たちに地 球環境の重要性を暗示しています。

展示場所 | 宇宙ヶ丘公園

google mapをみる