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GT8215「世阿弥」2017

ジーティー8215 ゼアミ 2017

2017

『GT8215「世阿弥」2017』は、篠田守男が長期にわたって取 り組んできた支柱のテンションを離れて、浮遊するかたちがおもりに身をまかせて、より自由になってゆく未来の彫刻を示しつつ「重力の恩寵」シリーズと名づけられています。
作品の中央にあるオブジェは、数多くのワイヤーによって吊り下げられて、空中に浮かんでいます。オブジェを浮かせているのは、ワイヤーにつながるおもりの重力によるものです。

篠田 守男

しのはら もりお

1931年東京都生まれ。
筑波大学名誉教授・彫刻家
鋼鉄線の張力と圧力で金属塊を中空に固定させるTC(Tension and Compression)シーズで知られる金属彫刻で、奇妙で不思議な空間を創出。◆日本国際美術展、宇部市現代彫刻展などに出品。◆1966年ヴェネツィア・ビエンナーレ展に出品、、第9回高村光太郎賞を受賞。◆第回現代日本彫刻展神奈川県立美術館賞、第二回彫刻の森美術館賞、第4回朝倉文夫賞など次々に受賞。◆2000年には国際彫刻センター(ISC)優秀彫刻教育者賞をアジア人として初受賞。

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2023/12/9-17

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